仕事ってなんだろう

わたしにとって仕事とは、


一言で言えば、


自分を高められるツールであり、


自分という人間の可能性を広げるための場所。


子供達と一緒にいる時間には味わえない、

社会人として大人社会を生き抜くためのスキルをより一層磨ける場所。


そんな仕事場には様々な人間がいる。


「厳しい入社試験を通り抜けてきたから、それなりに学もあり、一般常識や、協調性もあるだろう」という、ある種の性善説に基づいた考えでこの会社と仕事場を見てしまうと、それなりに絶望する。


やはり、多種多様。社畜のように会社のため、お客様のために働く人なんて、なかなかいない。自分の利益を守るため、名誉を守るために、働いている人がほとんどだから。


わたしは、自分で言うのもなんだけど、

社畜の部類に入る。もちろん、自分のことだって、守ることもある。でもそれはこの会社で働き続けるために、誠実に働いているつもりでも、時にはミスを犯すこともあって、そんな時にクビにならないためにも自分を守らなければならないことだってあるからだ。


わたしの経歴を考えれば、なぜわたしが社畜になれるのか、わかると思う。


三回の産休育休を取っても、復帰させてもらえて、働かせてもらえているという、感謝の気持ちがあるから。


こんな休みだらけの20代を過ごさせてもらったのに、文句は言えない。最初はこの一言に尽きた。


でも今ははっきりとわかる。

この会社に、一緒に働いてきた人に、恩返しをしながら、自分という人間を高めていけるこの状況に、魅力を感じているから、他人や会社のために働こうと思えるのだと。


winwinになれば、それでいい。

自分も、他人も、会社も。